令和 7 年 6 月 25 日
マイスホールディングス株式会社
平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび、株式会社ダイヤモンド社の報道(『ダイヤモンド編集部副編集⻑ 片田江康男氏執筆記事』)において、当社に関する事実とは異なる内容、あるいは誤解を招く記載がなされておりましたので、以下の通り、当社の見解を述べさせていただきます。
■ 記事全体の論調について
記事では、あたかも当社が「悪質な M&A を繰り返してきた」との印象を与える内容が記載されておりますが、これは事実に反する一方的な憶測に基づいた表現であり、当社の企業姿勢・実態を大きく歪めるものです。
■ トミス建設社に関する訴訟について
現在、トミス建設社および高橋工務店との間で訴訟が提起されていることは事実ですが、原告の主張は事実無根であり、法的手続きの中で真実を明らかにしてまいります。記事中で指摘されている送金については、いずれも契約に基づき、社内手続きを経た上で行われた正当な取引です。また、記事では「取引関係のない先へ資金が送金された」と記載されておりますが、当社グループにおける業務連携や管理支援の一環として、必要な範囲内で資金移動が行われたものであり、不正行為や背任等は一切ございません。
■ トミス建設社に対する経営支援について
当社はトミス建設社をグループ化した後、専任担当者を配置し、経営計画の策定支援・財務モニタリング・業務改善提案などを行っておりました。佐藤氏が主張するような「経営放置」や「支援不在」といった事実は一切なく、むしろ経営の改善と持続的な成⻑に向けて、誠実に取り組んでいたことを多数の資料や証拠によって確認できます。
■ 業界イメージや M&A 仲介会社との関係性について
記事では、当社が M&A 仲介業界の「ダークサイド」の象徴であるかのような報じ方がなされておりますが、当社は M&A を通じて、地域社会への貢献や福祉領域の雇用創出という公益的な視点をもって事業を行っております。また、特定の M&A 仲介会社との関係性についても、正当な契約に基づいた支援を受けたものにすぎず、業務上不適切な関係や利益供与などの事実は一切ありません。
■ 本件に関する今後の対応について
当社といたしましては、法廷において誠実に対応し、事実無根の主張には法的措置も視野に入れた厳正な対応を検討しております。また、本件を理由に、当社が取り組んできた事業や、各業界における誠実な経営努力までが否定されることは、断じて容認できません。
■ 最後に
報道機関には報道の自由がありますが、その自由は事実と異なる内容や特定の印象操作によって、企業や個人の名誉を毀損することを許容するものではありません。今後も、透明性の高い情報発信と誠実な事業運営を通じて、皆様からの信頼回復に努めてまいります。