PMI(M&A後の統合プロセス)PMI(M&A後の統合プロセス)

  • 1〜2ヶ月

    1.PMI戦略と計画の立案
    2.コミュニケーション計画
    3.現状認識
  • 〜3ヶ月

    4.マネジメント体制の確立
    5.アクションプランの策定
  • 先ずは、最初の3ヶ月の間に事業に関する理解を深めながら、今後HDが伴走していく体制を作り事業の戦略について話し合います。

  • 〜9ヶ月

    6.モニタリングと調整
  • アクションプランの実行フェーズ予実管理を組織内で習慣化します。計画や目的の達成に向けて定期的にブラッシュアップを重ね修正と改善を繰り返します。

  • 〜12ヶ月

    7.成果の評価と調整
    8.最終報告
  • 次年度へ向けた新たなアクションプランの策定に入ります。

  • 13ヶ月〜

    9.中⻑期的なフォローアップ
  • 以降も、事業会社様が中心となり、元ある企業文化を大切に、HDが伴走する形で更なる事業の発展/成⻑を行っていきます。


統合チームの編成

PMIを担当する専任チームを編成します。ここには、各部門の責任者やプロジェクトマネージャーが含まれます。

統合ビジョンと 目標の設定

統合のビジョン、目標、期待される成果を明確にします。

内部コミュニケーション

従業員への統合計画の共有、統合の目的や期待される変化について説明します。

外部コミュニケーション

顧客、取引先、規制当局などへの統合計画の発表と説明を行います。

詳細なレビュー

必要情報を収集するとともに、M&Aプロセス中に実施された デューデリジェンスの結果を再確認し、今後の計画に反映します。

リスク評価

上記の詳細なレビューの中で発見されたリスクを評価し、 対策を講じます。

予実管理

「予実管理表」を作成し、月次での管理会議を設置します。

資金管理

「資金管理表」を作成し、毎月の提出を事業会社様へ依頼します。

組織体制

今後の「組織体制」や「役割」について、変更が必要な場合には、 それを支援します。

ヒト

具体的な行動計画とそれぞれに求められる役割を定義します。 必要な場合には、従業員の方々のトレーニングを実施します。

モノ

会計や組織の連絡ツールなど、システム関連の統合計画を立てます。 必要な場合には、社内環境の整備を実施します。

カネ

アクションプランを実施することによる定量的な目標設定とともに、 必要な資金とその調達方法を立案します。

進捗管理

アクションプランの進捗を定期的にモニタリングし、 スケジュールや成果を確認します。

課題対応

アクションプランの実行中に発生する問題や課題に対して 迅速に対応します。

アクションプラン実行後の評価

評価とフィードバックに基づいて、必要な改善策を実施します。

フィードバックの収集

統合に関与した従業員やステークホルダーからのフィードバックを収集し、改善点を特定します。

改善策の実施

評価とフィードバックに基づいて、必要な改善策を実施します。

統合プロジェクトの総括

PMIプロジェクトの成果、成功点、改善点を総括し、最終報告書を 作成します。

ナレッジシェアリング

PMIプロジェクトで得られた知見やベストプラクティスを社内で共有し、今後のM&Aプロジェクトに活用します。

持続的な統合

統合が完了した後も持続的な統合を維持するための施策を講じます。